俳句コンテスト
Home > 海上保安協会 >俳句コンテスト
海上保安協会

第1回「海上保安の日」俳句コンテスト

第2回「海上保安の日」俳句コンテスト各賞発表(その2)

 吾子三才スマホでつなぐ尖閣の冬 北海道   山本 徳二
   選評(岸 ユキ)
    大変な任務の中スマホで家族とつながっている光景は胸にせまるものがありました。この作品を特選といたしましたが、あらためて海上保安庁の仕事の重要性、そして大変な中、使命感を持って挑んでいらっしゃるお姿に感動し、御家族そして国民一人一人にとっても海保の日の重さを知らされたひとときでした。
 海を守る人の釦に初日さす   兵庫県   近藤 六健
   選評(中村 和弘)
    海彦、山彦と古来よりいわれてきたように海洋民族の血が濃く、海を大切にしてきた。海を守る人々は海上保安庁の方々とは限らないが、この句は海上保安庁の制服の釦でしょう。その釦に初日が差しきらりと光った。感謝の気持ちがこもる美しい句である。
 海を守り海に護られ海保の日  山口県   小畑 律子
   選評(大串 章)
    「海を守り」に併せ「海に護られ」といったところが眼目。海上保安庁は昭和23年5月の設置以来、日本の海の平和と安全を守ってきた。その海は、領海の設定や魚介類の収穫など、長年にわたり我々の生活を支え護ってきた。
 四方の海鎮めて五月十二日       滋賀県   小見 信雄
   選評(稲畑 廣太郎)
      「海保の日」を俳句で詠む場合、新しい季題としては、これから徐々に認められて来るだろう。そんな中、今回も伝統的な季題を通して詠まれた句を選ばせて頂いたが、特選はずばり五月十二日という月日を詠まれたところに新鮮さを感じた。海に囲まれた日本の景色も美しく描けている。
 僚艇の汽笛頼もし海保の日     東京都   竹内 柳影
   選評(大久保 白村)
    汽笛で挨拶や連絡もあるのだろう。励まし合って任務を遂行されている。
 海保の日大漁旗の船帰る     山口県    吉浦 百合子
   選(大串 章、岸 ユキ、佐藤 雄二)
 水尾太く薫風を航く海保の日   兵庫県    池田 雅かず
   選(大久保 白村、稲畑 廣太郎、佐藤 雄二)
 海図には潮の満ち引き海保の日  愛知県    田本 雅子
   選(中村 和弘、夏井 いつき、佐藤 雄二)

佳作58句
 異国船見張る彼方に虹光る    千葉県  上田 康彦
 留守まもる妻へ敬礼海保の日   東京都  稲岡 俊一
 一日の汗の重みの保安服    山口県  吉浦 百合子
 天の川平和を願う海の上    東京都  村田 千賀子
 天高し国境線の波高し      茨城県  早雲 茜
 灯台へ野花の径を海保の日    東京都  村田 亘利
 海保の日海を見てゐる漁師の子  北海道  藤林 正則
 夏帽子一糸乱れず海保生    兵庫県  小田 虎賢
 ふんわりのセーター届く任地の夜   福島県  鹿目 栄八郎
 コロナ禍の荒波を越え海保の日  東京都  内村 佳保
 菖蒲湯に子と戯れん海保の日  東京都  梶浦 公靖
 海護る気概を強く海保の日    奈良県   岩井 壮介
 五月十二日デッキシューズの白さかな  東京都  伊勢 史朗
 薫風や灯台好きな父と母    島根県 寺津 豪佐
 鯉のぼり風をはらみし海保の日  宮城県 千田 康司
 海保の日星座煌く大和堆  島根県 寺津 豪佐
 海原や凪にて祝ふ海保の日    大阪府 安藤 知明
 海保の日飛びかう鳥に語りかけ  群馬県 萩原 とき江
 国境はみな海海上保安の日    東京都 曽根 新五郎
 海鳥の群れて海上保安の日    岡山県 井上 幹彦
 海保の日吾れ海の子として育つ  岩手県   高橋 秋郊


1 | 2 | 次へ




↑ page top ↑