事業概要
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事業概要

海外海上保安機関との連携・協力

東南アジア海上保安機関の能力向上啓発

平成30年度事業


    1. 目的
  •  中東・ヨーロッパを結ぶシーレーン(海上輸送路)は我が国の生命線と言っても過言ではなく、その海上交通の安全確保は、国民の安全・安心に直結しており、本来、同シーレーンの沿岸国が自国管轄海域において適切に法執行活動等の海賊対策を実施しなければならないところ、同沿岸国の海上保安機関の能力にはばらつきがあり、各国の現状を踏まえた内容について支援・協力していくことが必要である。
     このような実情を踏まえ、各国海上保安機関の現状や同機関が支援・協力を求める分野等に応じて、同沿岸国に対し効果的な支援・協力を行うこととする。
     また、日本関係船舶に対する海賊事案発生時には、情報共有や効果的な事案対処のため、同沿岸国海上保安機関と緊密な連携が必須であるところ、上記支援・協力の実施にあわせ、連携協力体制の構築・促進に努める。
     これらの取り組みを行うことにより、我が国海上輸送路の安全を確保する。

  • 2. 派遣巡視船、派遣国、寄港日等
  •  海上保安庁が各国に派遣中であった巡視船及び乗組員等の協力を得て、以下の寄港日・場所、参加機関により訓練等を実施した。
    (1) 第1回派遣(巡視船つがる)
       @ フィリピン共和国
         寄港せず、公海上において訓練実施
         フィリピン沿岸警備隊(PCG)等
       A インドネシア共和国
         平成30年7月9日〜7月13日
           ジャカルタ港 5日間
         インドネシア海上保安機構(BAKAMLA)等
    (2) 第2回派遣(巡視船えちご)
       @ オーストラリア連邦
         平成30年11月14日〜11月17日
           ダーウィン港 4日間
         オーストラリア国境司令部
       A フィリピン共和国
         平成30年11月23日〜11月26日
           マニラ港 4日間
         フィリピン沿岸警備隊(PCG)

  • 3. 実施内容
  •   第1回のフィリピンにおいては、セレベス海公海上で、3機関(海上保安庁、PCG、ReCAAP情報共有センター)による連携訓練を行い、インドネシアにおいては、ジャカルタ港沖で、巡視船つがるとインドネシア5機関による初の連携訓練を行うとともに、インドネシア海上保安機関の若手士官を対象に、海上保安庁のモバイルコーポレーションチーム及び海上保安協会による研修を実施しました。
      第2回のオーストラリアにおいては、オーストラリア国境司令部北部地域司令と海賊対策等の法執行に関する意見交換を行い、巡視船えちごを訪船したダーウィン訪問中の安倍内閣総理大臣から、同船乗組員に対する激励を受けた。また、フィリピンにおいては、海賊の多発するバシラン海峡で、巡視船えちごとPCG2隻による通信訓練を行い、マニラ港沖で、前記にReCAAP情報共有センターを加えて海賊対処訓練を実施しました。




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