事業概要
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事業概要

海外海上保安機関との連携・協力

東南アジア海上保安機関の能力向上

令和元年度事業


    1. 目的
  •  中東・ヨーロッパを結ぶシーレーン(海上輸送路)は我が国の生命線と言っても過言ではなく、その海上交通の安全確保は、国民の安全・安心に直結しており、本来、同シーレーンの沿岸国が自国管轄海域において適切に法執行活動等の海賊対策を実施しなければならないところ、同沿岸国の海上保安機関の能力にはばらつきがあり、各国の現状を踏まえた内容について支援・協力していくことが必要である。
     このような実情を踏まえ、各国海上保安機関の現状や同機関が支援・協力を求める分野等に応じて、同沿岸国に対し効果的な支援・協力を行うこととする。
     また、日本関係船舶に対する海賊事案発生時には、情報共有や効果的な事案対処のため、同沿岸国海上保安機関と緊密な連携が必須であるところ、上記支援・協力の実施にあわせ、連携協力体制の構築・促進に努める。
     これらの取り組みを行うことにより、我が国海上輸送路の安全を確保する。

  • 2. 派遣巡視船、派遣国、寄港日等
  •  海上保安庁が各国に派遣中であった巡視船及び乗組員等の協力を得て、以下の寄港日・場所、参加機関により訓練等を実施した。
    (1) 第1回派遣(巡視船つがる)
       @ ブルネイ・ダルサラーム国
         令和元年6月26日〜6月28日
           ムアラ港 3日間
         ブルネイ王立警察
       A フィリピン共和国
         令和元年6月30日〜令和元年7月5日
           ダバオ港 5日間
         フィリピン沿岸警備隊(PCG)等
    (2) 第2回派遣(巡視船えちご)
       @ インド
         令和2年1月13日〜1月17日
           チェンナイ港 5日間
         インド沿岸警備隊(ICG)等
       A マレーシア
         令和2年1月22日〜1月25日
           ポートクラン港 4日間
         マレーシア海上法令執行庁(MMEA)
  • 3. 実施内容
  •   第1回のブルネイにおいては、海上保安庁モバイルコーポレーションチーム及び海上保安協会によるブルネイ王立警察職員を対象としたワークショップ等を実施し、フィリピンにおいては、ミンダナオ島南側のバシラン海峡で巡視船つがるとフィリピン沿岸警備隊巡視船2隻による海賊対策に係る連携訓練を行うとともに、ダバオ港沖で海上保安庁、フィリピン沿岸警備隊及びインドネシア海運総局の3機関による合同排出油防除訓練(MARPOLEX)を実施しました。
      第2回のインドにおいては、チェンナイ沖で巡視船えちごとインド沿岸警備隊巡視船艇5隻による連携訓練を行い、マレーシアにおいては、海上保安庁モバイルコーポレーションチーム及び機動防除隊並びにマレーシア海上法令執行庁等と油防除に関するワークショップを行い、また、ポートクラン港内で実施されたマレーシア海上法令執行庁による海賊対処訓練を視察後、意見交換を実施しました。


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