インカジとオンカジの違いとは?過去の逮捕・摘発事例から解説!

インカジとオンカジの違いとは?過去の逮捕・摘発事例から解説!

この記事はこんな人におすすめ
  • インカジ・オンカジの違法性が気になる
  • インカジやオンカジで実際に逮捕された事例はあるのか知りたい

「インカジ」と「オンカジ」は異なるサービスで、違法性などに大きな違いがあります。
それぞれの正式名称は以下となっており「インカジ」は明確に違法です。

  • インカジ「インターネットカジノ(闇カジノ)」
  • オンカジ「オンラインカジノ」

そのため、「インターネットでカジノゲームを提供した業者が摘発された」などの逮捕事例はほとんど「インカジ」によるものです。

今回は、混同されがちな「インカジ」と「オンカジ」の違いや過去の摘発事例について解説します。

担当ライター:皆月
(ライター/オンカジ歴2年)

「インカジ」「オンカジ」と聞くとどちらも「怪しそう…」というイメージが拭えませんよね。私自身もオンカジ(オンラインカジノ)に関する知識がないときはそう思っていましたが、実際はインカジとオンカジには大きな違いがあります。危険なインカジではプレイしないように注意しましょう。

この記事を読むと分かること
  • インカジ・オンカジの違いと特徴
  • インカジで客や運営元が逮捕された事例
  • ライセンスがない・日本で運営されているオンカジは違法

「インカジ」と「オンカジ」のそれぞれの違い

インカジとオンカジはどちらも「インターネット(オンライン)を通してカジノで遊べる」という意味では同じですが、プレイする場所やサービス提供者などに違いがあります。

インカジ オンカジ
サービス
形態
実店舗でカジノゲームをプレイ ウェブサイト上でカジノゲームをプレイ
運営者 営業許可がない日本の店舗 カジノ合法国のライセンスを取得している海外の企業
サービスの
提供方法
ネットカジノがプレイできる場所(店舗)を提供 自社のウェブサイトを提供
払戻方法 店舗内で現金にて換金 決済サービスを通して換金

インカジとは「闇カジノ」ともいわれる違法なカジノ

インカジとは?闇カジノともいわれる違法なカジノ

「インカジ」とは、実際の店舗内に設置されたパソコンからインターネットでカジノゲームをプレイし、勝敗に応じてその場で払い戻しを行うサービスのことを指します。

日本国内では競馬・競輪など国から認められているものを除き、賭博は違法です。
そのため、「インカジ」は国内でギャンブルの場を提供している違法な店舗であり、プレイする客側も賭博法違反に問われます。
その性質から、インカジは「闇カジノ」とも呼ばれることもあります。

オンカジとはライセンスを取得して合法的に運営されているサービス

オンカジとは?合法ライセンスを持つ会社が運営するネットサービス

一方、「オンカジ」は海外の企業が提供するウェブサイト上に直接アクセスしてカジノゲームをプレイし、決済サービスなどを通じて払い戻しを行います。

オンラインカジノの場合、カジノが認められている国のライセンスを取得したうえでサービスを提供しているため、運営自体に違法性はありません。

しかし、日本にはオンラインカジノに関する法律がなく違法性を判断できないため、当サイトでは国内からオンラインカジノにアクセスしてプレイすることは推奨していません

オンラインカジノは違法か?摘発事例から法律問題を検証

「インカジ」が摘発され逮捕者が出たのはなぜ?

「インカジ」「オンカジ」の違法性については、「誰がどこで運営しているか」という点で判断されます。

次は実際の事例をもとに、インカジが摘発・逮捕対象となった理由について解説します。

インカジは国内で運営・賭けが行われているため違法となる

2021年10月、東京都内のインカジが摘発され、店舗運営者と客の計6人が逮捕される事件がありました。

警視庁は6日、東京都大田区西蒲田のインターネットカジノ店「キャンディ」を摘発し、店舗責任者(41)(住所不詳)と従業員2人の男計3人を常習賭博容疑で現行犯逮捕した。3月の開店以降、約1億800万円を売り上げたとみている。

警視庁発表によると、3人は6日未明、雑居ビル4階の店内に、海外のカジノサイトに接続したパソコン13台を設置し、客の男3人(単純賭博容疑で現行犯逮捕)とポーカーなどの賭博をした疑い。

引用元:読売新聞オンライン

ここでポイントとなるのが「運営者とプレイヤーの両方を検挙できるかどうか」です。

日本の法律では、公営ギャンブル以外で金銭を賭けること以外に、賭けの場を提供することも禁じられています。(賭博開帳図利罪)

賭博罪は賭博場を提供した運営者側(胴元)の取り締まりをおもな目的としているため、賭けを行った客側を逮捕する場合は、同時に運営者側も逮捕することが前提とされています。

上記の西蒲田の事件の場合、日本国内において賭博ができる場所を提供していた店舗責任者・従業員は胴元とされ完全に違法となります。

また、店内でネットカジノをプレイしていた客も賭博行為の現行犯とみなされます。

そのため、法律に則って運営側・客側の双方が検挙・逮捕されたということになります。

オンカジは海外の合法ライセンスのもとで運営されている

運営元が日本にある「インカジ」に対し、「オンカジ」は海外の企業がライセンスを取得して合法的に運営しています。

そのため、オンラインカジノの運営元に日本の賭博罪を適用することは難しいとされています。

ただし、海外で運営されているオンラインカジノでもライセンスを取得していないサイトや、日本国内で運営されているサイトは明確に違法となるので注意しましょう。

悪質オンラインカジノ一覧と危険な詐欺・イカサマカジノの見分け方

まとめ

実際の店舗内でギャンブルができる「インカジ」は、完全に賭博法違反となります。

一見インターネットカフェのような形態を取っていることもありますが、客として利用した場合も逮捕となりますので、インカジは絶対に利用しないようにしましょう。

それに対し「オンカジ」は、ギャンブルが合法とされている国でライセンスを取得して公正に運営されています。
しかし、中にはライセンスなしで運営している危険なオンラインカジノや、日本で運営されている違法なオンラインカジノも存在しています。

オンラインカジノを選ぶときは、運営元の企業情報やライセンスの有無などをしっかり確認するようにしましょう。

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