悪質オンラインカジノを一覧紹介~危険な詐欺・イカサマカジノの見分け方をチェック~

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日本人向けのオンラインカジノ業界はまだそこまで大きくないため、オンラインカジノも限られた数しかありません。しかし海外にはギャンブルが法律で認められている国も多く、オンラインカジノも数え切れないほど存在しています。
そして残念なことに、その中には不正なソフトウェアの操作、いわゆるイカサマを行ったり、勝利金を支払わないといった悪質行為をはたらくオンラインカジノもたくさんあるのです。

ここでは悪徳オンラインカジノを見極めるポイントや、過去に悪質行為があったオンラインカジノの一覧などをまとめて紹介します。

また、日本人プレイヤー人気No.1のベラジョンカジノはイカサマをしていないのか、安全性についても見ていきましょう。

担当ライター:シゲ
(管理人/オンカジ歴10年)

ネット上でお金が動くオンラインカジノでは、カジノの信頼性については特に慎重にチェックしてほしいポイントです。実際、運営体制がきちんとしていないカジノなどでは、勝利金の未払いということも普通に起こり得ます。この記事では過去の悪質オンラインカジノの事例を紹介しますので、危険なカジノを回避するために役立ててください。

1. 悪質オンラインカジノの特徴:こんなカジノは要注意!

悪質なオンラインカジノといっても様々なものがあります。
サポートの返事が遅い、ソフトのバグが多いなどといったものから、特に悪質なものになるとソフト側でイカサマが行われていたり、支払いに応じず、告知のないまま突然閉鎖するようなカジノもあります。

悪質なオンラインカジノの例をまとめましたので、これに当てはまるようなオンラインカジノには特に注意してください。

  • サポートの返事がない、または非常に遅い
  • 支払いが行われない、または遅れる(時間がかかる)
  • バグが多いソフトや不正な(イカサマ)ソフトを使用している
  • アカウントを削除凍結(ロック)して、問い合わせに一切応じない
  • ライセンスを所持していない
  • ボーナスの情報が虚偽、または提示している条件と異なる
  • 「ボーナス乱用者」の指定を恣意的に行っている
  • 利用規約を後から付け加える
  • 運営者情報(会社概要)が掲載されていない

2. 人気No.1のベラジョンでイカサマできない仕組みを解説

日本で最もプレイヤー人口が多いオンラインカジノはベラジョンカジノです。
「ベラジョン」でGoogle検索をすると「イカサマ」という単語が表示されるため、「ベラジョンはイカサマカジノなのでは?」と不安に思う人も多いでしょう。

しかし実際のところ、下記によりベラジョンカジノはイカサマをできない仕組みとなっています

  • ライセンスを取得しておりイカサマできない
    ライセンス取得・継続には審査が必要です。イカサマを行った場合はライセンスの取得や維持ができず、サイトの運営自体ができなくなってしまいます。
  • ベラジョンはゲームの管理・運営に関わっていない
    ベラジョンカジノはソフトウェア会社が開発したゲームを提供してもらう立場です。
    ゲームの管理や運営には携わっていないため、不正な操作を働くことはできません。
  • 不正を防ぐ乱数システムを導入しており出目を操作できない
    「RNG(乱数発生器)」が導入されており、ランダムな数字が発生し続けています。
    RNGはオンラインカジノ、ソフトウェア会社も操作が不可能となっています。

他にも、「出金できない」「突然アカウントを凍結された」など様々な理由でベラジョンカジノは危険ではないか?と言われることがあります。
ベラジョンカジノの危険性について、違法性やその他の噂については下記の記事で詳しく解説しています。

ベラジョンカジノに危険性はない!危険と言われる理由を徹底調査

3. 過去に悪質・イカサマ行為が発覚したオンラインカジノ一覧

過去に悪質行為・イカサマ行為があったオンラインカジノをまとめました。

使用しているソフトウェアについて注意が必要な場合は記載しています。
特にプレイテックやRTG(リアルタイムゲーミング)系列のソフトウェアは審査が甘く、悪質カジノも多く紛れています。
決してソフトウェアが悪いわけではありませんが、カジノ選びには十分に注意するようにしてください。

#1 Lucky Gambler Casino【日本語対応注意】旧スターネット系
African Palace Casino【日本語対応注意】支払い遅れ/プレイテック系
American Grand Casino不払い/RTG系
Angelciti Casino(現Shark Casino)不払い/顧客情報漏洩
Black Widow Casino【大手につき注意】プレイテック系
Casino4aces不正(イカサマ)ソフト使用/Casino Bar系列
Casino Bar【大手につき注意】不正(イカサマ)ソフト使用
Casino Extreme【大手につき注意】RTG系
Casino Neo Max【日本語対応注意】不払い
Casino On Air【日本語対応注意】不払い
Cleopatra’s Casino不払い/RTG系
Club Mardi Gras Casino不払い/RTG系
Crystal Palace Casino不払い/RTG系
Cub Regal Casino不払い/RTG系
Grand Banks Casino【大手につき注意】プレイテック系
Indio Casino支払い遅れ/プレイテック系
Ix Casino不正(イカサマ)ソフト使用
Kiss Casino不払い/RTG系
Magic Oasis Casino【大手につき注意】
Prism Casino悪評多数/RTG系
Roman Casino不払い/カードに不正請求/独自ソフト
Shark Casino(元Angelciti Casino)不払い/顧客情報漏洩
Silver Vegas Casino不払い/Vegas MVPと同グループ
Sterling House Casino【大手につき注意】プレイテック系
The House WinsAngelCitiグループ(不払い/顧客情報漏洩あり)
Vegas MVP Casinoジャックポット支払い拒否
Vegas Riches Casino不払い/悪評多数/RTG系
World Gem【日本語対応注意】勝ちを無効化/不払い
Zex Casino不正(イカサマ)ソフト使用

4. 日本語対応のオンラインカジノは安全なの?

日本人としては、英語だらけで内容が分からないサイトよりも、日本語に対応したオンラインカジノについ安心感をおぼえてしまいがち。しかし日本語に対応しているからといって安心とは限りません!むしろ日本人を狙った詐欺である可能性も…。実際に日本語対応カジノからも不正行為が摘発された事例がいくつか出ています。
日本語対応かどうかに関わらず、信頼できるオンラインカジノかどうかは必ず確認しましょう。

また、日本で運営されているオンラインカジノは存在そのものが完全に違法です。海外で運営していると言っていても実際は日本で運営していた…という例もありますので、実績なども含めて総合的に見極めるようにしてくださいね。

日本語対応で過去に悪質行為のあったオンラインカジノの事例

お台場カジノ

日本語対応のオンラインカジノとしてかつて存在していたお台場カジノは、2009年に突然閉鎖し、未払いのままとなっています。

突然閉鎖したといっても、経過を追ってみれば前兆のようなものは少しずつ見えていました。

2009年初旬ごろには、サイト上に記載している期間よりも払い戻しが遅くなっていました。
同年8月にはサイトをリニューアルしましたが、その直後よりゲームソフトウェアにログインできなくなるという不具合が出始めました。サポート曰くシステム障害とのことでしたが、キャッシャーにもログインができないため 、この頃から残高の払い戻しができなくなっていました。

そして同年末にはサポートにも繋がらなくなり、未払いのまま、いわゆる「夜逃げ」状態で幕を閉じることとなりました。
閉鎖までに一体何があったのか、本当のところは今もわからないままです。

こういった事件があったことから、採用していたソフトウェアであるプレイテックや、ファーストカガヤンライセンスの信頼性が一部で疑問視される事態となりました。

ドリームカジノ

日本国内において、オンラインカジノ運営による初の逮捕事例となったのがこのドリームカジノです。2016年6月10日に常習賭博容疑で運営者5人が逮捕されています。

海外のサーバーで運営されており、元の企業も実際に海外法人ですが、運営を担当していたのが日本国内の会社であったという見方が濃厚です。サポートが日本語のみであったことなどが判断材料となったようです。

なお、逮捕されたのは運営側のみでプレイヤーは逮捕されていません。払い戻しについては、後日別のオンラインカジノを通じて返金手続きがされています。

このような事例もありますので、サイトを見ただけでは本当の運営元がどこかわからないということもあり得ます。

【ドリームカジノ事件】摘発の経緯や違法とされた理由を詳しく解説

スマートライブカジノ

この一件は少し特殊な例で、スマートライブカジノ自体は違法ではありません。しかし「日本でオンラインカジノをプレイする危険性」という点に関連して紹介しておきます。

スマートライブカジノといえば、海外のオンラインカジノを日本から遊んだとして、プレイヤーが逮捕された事件として記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

逮捕のポイントとなったのは「日本人ディーラーと日本語で会話しながらプレイできる」という点。この点が「日本人専用のカジノを日本でプレイした」とみなされたようです。

このような例は現在の法律では取り締まることはできず、最終的に不起訴処分で終わっています。しかしこういった少しこじつけのような形で取り締まられることもあり得るのです。実際、この一件に関しては「初のプレイヤー逮捕」というニュースで牽制したいという狙いがあった、という風にも言われています。

日本語対応など、日本人にやさしいオンラインカジノの存在はありがたいもの。しかし日本人にとって親切であればあるほどリスクも高まる、ということを念頭に置いておくようにしたいものです。

【スマートライブカジノ事件】プレイヤーが逮捕、不起訴に至った理由を解説

5. より安全で、イカサマのないオンラインカジノを選ぶために

悪質なオンラインカジノを見極め、より信頼できるオンラインカジノを選ぶために、特にチェックしたいポイントは以下の3点です。

  1. 信頼できるライセンスを取得しているか
  2. 監査機関が監査に入っているか
  3. 支払い実績の確認

ライセンスとオンラインカジノ運営の仕組み

信頼できるライセンスを取得しているか

ライセンスを取得していることは「運営が合法であるかどうか」の最低条件かつ、イカサマが行われていないという一つの基準を示す指標でもあります。ライセンスは発行している国によって取得難易度も変わりますし、ソフトウェア等の信頼性に関しては、ライセンスを取得しているからと言って必ずしも保証されているわけではありません。「ライセンス取得済み=100%信頼できる」ではないことに注意してください。

取得しているライセンスは、オンラインカジノのトップページや運営情報などから確認できます。

監査機関が監査に入っているか

ライセンスをクリアした後に重要になってくるのが「監査機関の有無」です。
監査機関というのは「オンラインカジノが公正に運営されているか」を定期的に確認する第三者組織です。ソフトウェアに不正やイカサマがないか、運営がきちんとされているかといった運営の質に関するチェックはこの第三者機関が行っています。

つまり、監査機関の入っているオンラインカジノは公正に運営されている可能性が高く、逆に監査機関の入っていないオンラインカジノの信頼性は低いと考えて良いでしょう。ただし監査機関が入っていなくても公正に運営されているオンラインカジノもありますので、あくまで一つの指標として考えてください。

なお監査機関の有無はライセンスと同じく、オンラインカジノのトップページや運営情報などから確認できます。

支払い実績の確認

お金を扱うゲームである以上、勝利金の支払いが重要なのは当然のことですよね。
過去の支払いがきちんと行われているのかは一度しっかり確認しておきましょう。
支払いが行われていないのはもってのほかですが、過去の事例でもあったように「支払いが遅れている」という状態も要注意です。通常通り運営されていれば支払いが遅れることはまずありませんので、運営元の事情が悪化している可能性も考えられます。

支払いの状態は現在の運営状況を知るための有力な手掛かりとなりますので、心に留めておきましょう。

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