ブラックジャックのインシュランスは使うべき?損か得かを徹底解説

ブラックジャックのインシュランス(インシュアランス)とは、「保険」の意味をもつアクションです。

最初に配られる2枚のカードでディーラーのアップカードにAが出現し、ブラックジャックが成立する可能性がある場合に選択します。

インシュランスは最初のベット額の半分を追加で支払うことで選択でき、ディーラーがブラックジャック成立(インシュランス成立)するとインシュランス分の3倍額が戻ってきます
言葉の意味どおり、負けた時に備えて保険をかけるということです。

この記事ではインシュランスの基本ルールやインシュランスを使うと得か損か、ケースごとに詳しく解説します。

担当ライター:シゲ
(管理人/オンカジ歴10年)

インシュランスはあくまで保険なので、大きく稼げたり得をするアクションではありません。基本的にはイーブンを狙うことが目的となります。しかしインシュランスを選択してもイーブンになるわけではなく、場合によっては損することもあるので使う時は慎重に考える必要があります。

1.ブラックジャックのインシュランスの基本的なルール

インシュランスはディーラーがブラックジャックになる場合に備えて保険をかけるアクションです。

最初の2枚のカードでディーラーのアップカードがAだった場合、最初のベット額の半分を追加で支払うことで選択できます。いわゆる保険金のようなものですね。

ディーラーがブラックジャックでインシュランスが成立すると、インシュランス分の3倍が払い戻されます
インシュランスを使うと最初のベット額は没収されますが、インシュランスが成立することによって収支は結果的にプラスマイナスゼロ=イーブンとなります。
本戦のゲームで負けた分を、保険で補うということです。

しかしインシュランスはむしろ損失が大きくなる場合もあります
その理由を次で詳しく紹介します。

2.インシュランスは損・得どっち?4つのケースを紹介

ここではインシュランスは果たして損なのか得なのか、想定できる4つのケースを例に解説していきます。
わかりやすいように最初のベット額は10ドル、インシュランス分は5ドルで計算します。

インシュランス成立・プレイヤーが負けの場合

ディーラーがブラックジャックとなり、プレイヤーが負けた場合を例にします。

勝負に負けたので最初のベット分10ドルは没収となり、損失は-10ドルになります。
インシュランスは成立したことになるので、5ドル×3倍=15ドルが払い戻されます。
最初に5ドルをベットしているので、インシュランスで獲得できたのは+10ドルです。

【結果】勝負の損失-10ドル・インシュランスで+10ドル=0ドル
  • 収支はプラスマイナスゼロ
  • インシュランスにより勝負で出た損失10ドルを0に抑えることができた

インシュランス不成立・プレイヤーが勝利の場合

ディーラーがブラックジャックにならず、プレイヤーが勝利した場合を例にします。

勝負に勝ったので最初のベット分10ドルに倍の配当がつき、利益が+10ドルになりました。
インシュランスは不成立になるので、インシュランスは没収され-5ドルの損失です。

【結果】勝負の利益+10ドル・インシュランスで-5ドル=+5ドル
  • 収支は+5ドル
  • インシュランスにより勝負で得られたはずの利益10ドルが5ドルに減ってしまった

インシュランス不成立・プレイヤーが負けの場合

ディーラーがブラックジャックにならず、プレイヤーが負けた場合を例にします。

勝負に負けたので最初のベット分10ドルは没収となり、損失は-10ドルになります。
インシュランスは不成立になるので、インシュランスは没収され-5ドルの損失です。

【結果】勝負の損失-10ドル・インシュランスで-5ドル=-15ドル
  • 収支は-15ドル
  • インシュランスにより-10ドルで済んだはずの損失が-15ドルになってしまった

インシュランス成立・引き分けの場合

ディーラー、プレイヤーの両者がブラックジャックが成立した場合を例にします。
両者共にブラックジャックが成立した場合、勝負は引き分けになります。

勝負は引き分けのため、最初のベット分10ドルは返金されます。利益としては0です。
インシュランスは成立したことになるので、5ドル×3倍=15ドルが払い戻されます。
最初に5ドルをベットしているので、インシュランスで獲得できたのは+10ドルです。

【結果】勝負の利益0ドル・インシュランスで+10ドル=+10ドル
  • 収支は+10ドル
  • 勝負の利益は0だがインシュランスによりトータルはプラスとなった

5.結果:ブラックジャックのインシュランスで利益は見込めない

あらためて4つのケースの結果をまとめてみました。

  1. インシュランス成立・プレイヤー負け:収支0。一番損失を抑えられる
  2. インシュランス不成立・プレイヤー勝利:勝負に勝っても利益は減る
  3. インシュランス不成立・プレイヤー負け:収支マイナス。一番損失が大きい
  4. インシュランス成立・引き分け:収支プラス。しかし確率は相当低い

これらの結果からわかるように、インシュランスが成立しても収支の結果はほぼイーブンで、むしろインシュランスをしない方が利益を出せる場合もあります

インシュランスで最も損失を抑えられるケースはインシュランスが成立しプレイヤーが負けた時ですが、結果はプラスマイナスゼロです。

唯一プラスになるのはインシュランスが成立し引き分けになったケースですが、ディーラー・プレイヤー同時にブラックジャックになることが条件となり、成立する確率は非常に低いためあまり狙うべきとは言えません。

また、ブラックジャックの基本戦略であるベーシックストラテジーにはスプリットやサレンダーなどのアクションが有効な場面がまとめられていますが、インシュランスが有効な場面は示されていません。

これらのことを踏まえると、インシュランスは大きく得をするような戦法ではないため、積極的に使うシーンは少ないと言えるでしょう。

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