オンラインカジノの配信は危険?注意すべきポイントとは

オンラインカジノ配信の違法性と危険性

この記事はこんな人におすすめ
  • オンラインカジノの配信をしてみたい
  • オンラインカジノ配信の違法性や危険性が気になる

YouTubeなどの動画配信プラットフォームを通して、オンラインカジノの情報やプレイ動画を配信している人が増えてきています。
中には数千人、1万人超えの登録者を抱え、オンラインカジノの配信で稼いでいるチャンネルもあります。

しかし、オンラインカジノの配信は安全とは言い切れません。配信することで、思わぬリスクを抱えてしまう可能性もあるでしょう。

今回はオンラインカジノ配信の違法性や危険性について解説します。
これから配信を始めてみたいと考えている方は、この記事でリスク面をご確認ください。

担当ライター:シゲ
(管理人/オンカジ歴10年)

YouTuberとして稼ぐ人が増えてきた中で、オンラインカジノの配信者も徐々に増えている印象です。配信内容によっては明確に危険とも言えないものの、どういった点でリスクがあるのか、慎重に見極める必要がありますね。

この記事を読むと分かること
  • オンラインカジノの配信は合法とは言い切れない
  • 大手動画配信サイトでは、ギャンブルサイトのリンクや広告を禁止している
  • 配信することで、個人情報流出などのリスクがある

オンラインカジノ配信の違法性

国内のオンラインカジノをプレイ・配信=違法

まずは、オンラインカジノ配信の違法性を確認しておきましょう。

日本国内のオンラインカジノをプレイして配信する場合 違法
海外のオンラインカジノを、海外でプレイして配信する場合 合法
海外のオンラインカジノを、日本国内からプレイして配信する場合 違法とも合法とも言い切れない

実際にオンラインカジノでお金を賭けてプレイ動画を配信している場合、下記の2つが重要な判断基準となります。

  • オンラインカジノの運営元
  • 配信者(プレイヤー)の居住国

まず、オンラインカジノの運営元が日本にある場合は、運営元・配信者ともに違法です。
一方で、運営元が海外(オンラインカジノ合法国)にあり、配信者も海外に居住している場合は、合法となります。

運営元は海外にあり、配信者が日本国内でプレイしている場合は、現状合法とも違法とも判断できません
オンラインカジノの違法性については以下の記事でくわしく解説していますので、基礎知識としてご確認ください。

オンラインカジノは違法か?摘発事例から法律問題を徹底検証!

日本国内にオンラインカジノを取り締まる明確な法律はありません。しかし2022年10月、警察庁がオンラインカジノに関する注意喚起を発表しました。今後法律が整備され、明確に違法となる可能性もあります。

オンラインカジノの配信は禁止?

動画配信サイトの利用規約を要確認!

動画を配信できるプラットフォームの中には、ギャンブルに関する配信や広告を禁止しているものもあります。
具体例として、以下3つのプラットフォームの規約について解説します。

  • YouTube
  • Facebook・Instagram
  • Twitch

YouTube:ギャンブルサイトへのリンク禁止

最も利用者数が多い動画配信プラットフォーム「YouTube」では、利用規約でギャンブルサイトへのリンク掲載を禁止しています。

オンライン ギャンブル サイトへのリンクは、現地の法的要件を満たしていることが確認されたサイトに限り許可されます。オンライン ギャンブル サイトにリンクする場合は、そのドメインが Google 広告の認証または YouTube の審査を受けていることを確認する必要があります。

引用元:オンライン ギャンブル サイトへのリンク|YouTube ヘルプ

オンラインカジノの配信自体は禁止されていませんが、オンラインカジノ公式サイトのリンクを記載することは禁止となります。
実際に動画内や概要欄にアフィリエイトリンクを記載し、動画削除やアカウント凍結措置を受けたチャンネルもありますので、注意しましょう。

Facebook・Instagram:ギャンブルの広告禁止

Facebook・Instagramを運営しているMeta社では、オンラインギャンブルに関する広告ポリシーを以下のように定めています。

現金やデジタル通貨、ビットコインのような仮想通貨など、金銭的価値のあるものがプレイに必要なオンラインギャンブルやオンラインゲームを宣伝する広告、および報酬の一部に金銭的価値のあるものが含まれるオンラインギャンブルやオンラインゲームを宣伝する広告は、Metaから書面による許可を事前に得ている場合にのみ掲載できます。これには、プレイを続けるのに何らかを購入することが必須であるゲームや、報酬が金銭的価値を伴っており購入することがその報酬の獲得に有利に働くゲームが含まれます。

引用元:オンラインギャンブルおよびオンラインゲームに関する広告ポリシー|Metaビジネスヘルプセンター

YouTubeと同様、オンラインカジノの配信を禁止する規約ではないものの、オンラインカジノの宣伝広告、アフィリエイトリンクの掲載などは認められていません

Twitch:一部のオンラインカジノ配信を禁止

Amazon社が提供する動画配信プラットフォーム「Twitch」では、2022年10月18日より、一部のギャンブル配信を禁止することを発表しました。
配信が禁止される対象は、米国法などで認可されていないギャンブルサイトです。

Twitchでは、以前よりギャンブルサイトへのリンク掲載を禁止していたものの、配信を禁止する規約はありませんでした。
しかしギャンブルサイトを通し、配信者が視聴者から金銭をだまし取るなどのトラブルが続出したことを受け、配信禁止を表明しています。

具体的に配信禁止の対象として「Stake.com」「Rollbit.com」などのサイト名が挙げられていますが、今後の調査によっては禁止対象が拡大する可能性もあるでしょう。

オンラインカジノ配信における3つのリスク

摘発・調査  個人情報流出  アカウント凍結

オンラインカジノの配信をする場合、以下のような危険性が考えられます。

  • 逮捕される可能性がある
  • 個人情報流出のリスクがある
  • アカウント凍結の可能性がある

それぞれくわしく解説しますので、リスク面をしっかりと把握しておきましょう。

逮捕される可能性がある

記事内で解説したとおり、国内で運営されているオンラインカジノをプレイして配信している場合は、明確に違法となるため逮捕されます。

また、海外のオンラインカジノをプレイして配信した場合も、合法・安全とは言えません。
配信することで、警察の調査対象となる可能性もあります。

最終的には不起訴になったものの、過去にオンラインカジノプレイヤーが摘発された事例もありますので、慎重な判断が必要です。

個人情報流出のリスクがある

実際にオンラインカジノを利用している画面を配信する場合、氏名や住所などの個人情報が流出する可能性があります。
プレイ画面だけであれば流出の可能性は低いですが、中には決済画面を公開している配信者もいます。
決済画面やアカウント情報には多くの個人情報が含まれるため、配信の危険性が高いといえるでしょう。

また、配信の方法によっては身バレのリスクも考えられます。
会社員の場合、オンラインカジノをプレイしていることが知られて懲戒解雇となる可能性もありますので、細心の注意をはらう必要があるでしょう。

アカウント凍結の可能性がある

YouTubeなどで禁止されている「ギャンブルサイトへのリンク」を掲載した場合は、動画削除やチャンネル凍結などの罰則があります。
リンクを掲載していなくとも、配信内容が何らかの規約に抵触し、動画を削除されることもあるでしょう。

特にオンラインカジノへの誹謗中傷を配信した場合、動画内で話した言葉が不適切だと判断されることも。
また、オンラインカジノ側に特定され、オンラインカジノのアカウントを凍結される可能性も考えられます。

オンラインカジノの配信で稼いでいる人がいるのも事実ですが、正直メリットよりもリスクの方が大きいかな、という印象ですね…。

まとめ

オンラインカジノの配信は、「海外のオンラインカジノを、海外でプレイして配信している場合」を除き、合法とは言えません。
特に運営元が国内にあるオンラインカジノをプレイした場合は明確に違法ですので、利用・配信ともに絶対に避けましょう

実際の動画配信プラットフォームにおいて、オンラインカジノの配信が禁止されているケースは少ないものの、ギャンブルサイトへのリンクは原則禁止となっています。
配信によって警察の調査が入る可能性や、個人情報流出などのリスクもありますので、慎重に判断することが重要です。

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