オンラインカジノのねずみ講に注意!その実態や勧誘の手口とは?

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オンラインカジノのねずみ講に注意!勧誘の手口や危険な理由について解説

この記事はこんな人におすすめ
  • 最近よく聞くオンラインカジノのねずみ講について知りたい
  • オンラインカジノを紹介すると儲かる」と聞いて怪しく思っている
  • オンラインカジノのねずみ講は実際に稼げるのか知りたい

昨今、オンラインカジノを商材にしたねずみ講に関する被害報告が増加しており、各自治体の消費生活センターが注意を呼び掛けています。

大手オンラインカジノの名前を騙ってねずみ講を持ちかけてくる場合もあるようですが、少なくとも当サイトで紹介しているオンラインカジノでは「人を紹介するほど儲かる」といったシステムはありません。

そもそも、ねずみ講自体が稼げない仕組みになっているうえに、ねずみ講の運営や勧誘を行うことは違法となります。

今回の記事では、オンラインカジノのねずみ講とはどのようなものなのか、その内容や勧誘の手口、騙されないための注意点などについて紹介します。

担当ライター:シゲ
(管理人/オンカジ歴10年)

純粋にオンラインカジノを楽しんでいる方には迷惑な話なのですが、「オンラインカジノの紹介料で稼げる」といったねずみ講がかなり横行しています。さらに厄介なのはねずみ講だと知られないために、相手はいろいろな言葉や表現に替えて勧誘をしてきます。その手口やよく使われる言葉について解説するので、絶対に騙されないようにしてください。

この記事を読むと分かること
  • オンラインカジノのねずみ講が稼げない理由
  • オンラインカジノのねずみ講の勧誘手口
  • オンラインカジノのねずみ講に騙されないために注意すべき点

オンラインカジノのねずみ講とは?

「オンラインカジノのオーナー(会員)になって人を紹介すれば、紹介料として収入が得られる」といった内容を持ちかけてくるのが、オンラインカジノのねずみ講です。

対面で直接このように勧誘されることもあれば、友人・知人の紹介で来た第三者が勧誘してくる場合や、「稼げる話があるからセミナーや説明会に参加しよう」と誘われるケースなどもあります。

実際に物品を売買するマルチ商法と違い、ねずみ講は実体のないものを取り引きすることから、最近では「モノなしマルチ商法」と呼ばれることもあります。

また、「オンラインカジノのアフィリエイトで稼げる」「海外のアフィリエイト代行サービスに入会すると収入が得られる」と言ってねずみ講の勧誘を行う場合もあるようですが、アフィリエイトはインターネット上の広告を通してユーザーが自発的に商品を購入することで収入を得られる仕組みなので、ねずみ講やマルチ商法とはまったく別のものになります。

ただし、上記のように「アフィリエイトで稼げる」と言って他人に入会や購入を勧めれば、ねずみ講の扱いとなるので注意してください。

オンラインカジノのねずみ講に手を出してはいけない理由

ねずみ講は違法 入会金が高額 実際は稼げない

オンラインカジノのねずみ講は、勧誘するだけでも違法となり処罰される以外にも、高額な金銭の支払いを要求されたり、一向に稼げずにお金だけを失ってしまうなどの危険性があります。

将来的に取り返しのつかないことにならないためにも、オンラインカジノのねずみ講が危険な理由についてくわしく解説します。

ねずみ講自体がそもそも「無限連鎖講」として違法になる

マルチ商法は厳しい規制の下で行うにあたっては合法とされていますが、一方でねずみ講は「無限連鎖禁止法」により違法とされています。

ねずみ講の立ち上げや運営をすると3年以下の懲役または300万円以下の罰金、複数回にわたる勧誘を行った場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。

また、1回でも勧誘を行った場合でも20万円以下の罰金となり前科がついてしまうので、絶対に携わらないようにしてください。

参考:【e-Gov法令検索】無限連鎖講の防止に関する法律

入会金として高い金額を払わされる

オンラインカジノのねずみ講は会員になるための入会金として、はじめに数十万円の支払いを求められるケースが大半です。

「お金がないから払えない」と断っても、「儲かったらすぐに元が取れるから」と言ってクレジットカードのリボ払いや分割払いでの支払いを提案されたり、ひどいときは消費者金融から借りさせることも。

結果的にねずみ講で元は取れず借金や支払いだけが残る可能性が高いので、勧誘を断る場合は「お金がない」ではなく「興味がない」「やらない」とはっきり否定の意思を示しましょう。

ねずみ講は実際には稼げない仕組みになっている

ねずみ講は一見すると「人を紹介すれば、その分の報酬が入る」という単純なビジネスモデルのように見えますが、実態は紹介者(子)に入るのはほんの一部で、報酬の大半は紹介者より先に加入している会員(親)に入るようになっています。

そのため、人を紹介するほど自分の報酬も増えるのは確かですが、それ以上に自分より上位の会員が儲かる仕組みになっています。

また、ねずみ講は計算上、紹介できる人数がやがて頭打ちになって下位層の会員ほど稼げなくなり、収入も途絶えて組織ごと破綻するようになっています。

そもそも冷静に考えれば、自分が得た収入が無条件に他人に入る点を疑問に感じたり、誘える人数が自分のまわりに無限にいるわけではないと理解できるはずです。

ねずみ講に誘う人たちは「簡単に稼げる」「すぐに儲かる」といった言葉で勧誘をしてきますが、「そんな甘い話は実際にはない」と意識しておきましょう。

オンラインカジノのねずみ講勧誘の手口

ねずみ講に勧誘されやすい人・状況 大学1年生,在宅ワーカー,SNS・マッチングアプリ,同窓会・成人式

ここからはオンラインカジノのねずみ講はどのような状況で勧誘を行うのか、その手口について具体的に紹介していきます。

特にターゲットになりやすい方や勧誘が増える時期もあるので、遭遇したら「これはねずみ講の勧誘だ」と気付けるようにしておきましょう。

新生活を始めた大学生は狙われやすい

大学1年生は親元を離れて一人暮らしを始める方も多く、不慣れな環境で相談できる大人や友人がいない、社会経験が浅く詐欺や違法行為についての知識が少ないことから、ねずみ講だけではなくあらゆる勧誘や詐欺に狙われやすいといわれています。

中でも大学やサークル、アルバイト先の先輩など上下関係を用いた手口で勧誘を行い、断りづらい状況にして高額な入会金の支払いをさせるケースが横行します。

特に大学生になると成年扱いで親の同意なしにクレジットカードを作ったり、消費者金融からの借り入れができてしまうので、入会してしまうと一人では払い切れない支払いや借金を抱えることになってしまいます。

人間関係が気になってどうしてもはっきり断れない場合は、「一度検討する」と伝えてその場を離れ、大学の窓口や家族に相談をしましょう。

クラウドソーシング経由で説明会に誘導する場合も

新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅ワークの需要が増えた今、クラウドソーシングで発注者を装って受注者を勧誘するパターンも増えています。

具体的には、仕事内容を掲載し応募してきた人に対して「既にほかの人に決まってしまったが、ほかに紹介したい仕事がある」と連絡し、LINEへの登録やZOOMでのセミナー参加を促すといった手口です。

この時点では具体的な仕事内容を明かさないことがほとんどですが、インターネット上でねずみ講の勧誘をする人はたいていLINE登録やオンライン説明会への参加に誘導を行うので、このようなメッセージが来たらすぐにねずみ講だと判断して良いでしょう。

SNSやマッチングアプリで知り合った相手を勧誘する

SNSやマッチングアプリで知り合い意気投合したので会ってみたら、ねずみ講やセミナーに誘われたという報告も男女問わず多く寄せられています。

また、面識はなくてもSNS上のメッセージを通して、「不労所得が得られる」「良い話がある」と言った文言で勧誘を行うケースもあります。

特にオンラインカジノ関連や投資、副業などに関する投稿をしているとターゲットになりやすいようです。

相手のアカウントの投稿を見て実際にお金持ちだと信じてしまい、被害に遭う方も少なくないのですが、SNS上でしか情報がわからない相手を信用しないようにしましょう。

SNSやLINEで勧誘を行う理由に、「万が一のときにアカウントを削除して逃げられる」という点があります。もしお金を払ってしまったあとに怪しいと気付いて警察や弁護士に相談しても、SNSやLINEのみしから知らない場合は、アカウントを削除されると相手を特定することが困難になる場合もあります。身元のわからない人から持ち掛けられる話には簡単に乗らないようにしてください。

同窓会や成人式などで勧誘をする

オンラインカジノのねずみ講に関わらず、昔からねずみ講やマルチ商法の勧誘として多いのが「久し振りに会った友人から勧誘される」というケースです。

特に同窓会や成人式で人が集まる機会は狙われやすいのですが、しばらく会っていない同級生や友人に個人的に連絡をして誘い出し、勧誘を行うといった定番の手口も未だに存在しています。

懐かしい気持ちで昔の友人に会ったらねずみ講への勧誘だった…というのは確かに悲しいですが、その友人とは今後、距離を取るのが無難です。

オンラインカジノのねずみ講に騙されないための注意点

騙されないために注意するポイント

最後に、オンラインカジノのねずみ講に引っ掛かってしまわないために注意すべき点をお伝えします。

ねずみ講はあの手この手で勧誘をしてきますが、以下のことを覚えておけば「これはねずみ講だ」と気付くことができ、被害を避けることができます。

オンラインカジノの登録にお金がかかることはない

最初にもお話ししたようにオンラインカジノのねずみ講は、はじめに高額な費用の支払いを要求してきます。

勧誘側は「入会金」「登録料」「有料会員」など、さまざまな名目を用いますが、公正に運営されているオンラインカジノであれば、登録にお金が必要になることは一切ありません

登録自体は無料でできるため、「有料会員」などの定義もありません

そのため、「オンラインカジノで稼げる」という話をされても「入会金」「登録料」などの言葉が出てきた時点で、ねずみ講だと判断しましょう。

「権利収入」「ネットワークビジネス」などの言葉にも要注意

オンラインカジノのねずみ講に勧誘する人たちは「自分たちがやっているのはねずみ講ではない」と言い、代わりに「ネットワークビジネス」「権利収入」などの言葉を使います。

聞き慣れない言葉を使われると何となく「怪しいビジネスとは別物なのか」と思ってしまいそうですが、そもそも「ネットワークビジネス」はねずみ講やマルチ商法の総称です。

「権利収入」という言葉自体は本来、著作物や不動産など自分が所持している権利に対して入ってくる収入を指す言葉ですが、昨今では詐欺やねずみ講でよく使われるようになりました。

相手がどれだけ「ねずみ講ではない」と言ったとしても、このような言葉が出てきた時点で警戒するようにしましょう。

「オンラインカジノ」と聞くと「日本で賭博は禁止されているのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ねずみ講はそのような方に対し「カジノ法案に基づいてやっているから安全だ」と言う場合があります。しかし、カジノ法案(IR整備法)は「カジノを含む統合型リゾート(IR/特定複合施設)を設置するための法律」であり、オンラインカジノの管理や規制を行う法律ではありませんので注意してください。

「稼いでいる」という人のSNS投稿を信用しない

実際にねずみ講を行っている人たちは、SNS上でブランド品の購入やタワーマンションでの生活、パーティーへの参加など、豪華な暮らしの様子を投稿しています。

これは誘った相手に「本当に稼げるんだ」と思わせるためですが、実際はそのような写真はインターネット上から拾ったものを少し加工して転用している場合がほとんどです。

その証拠に、別人だと思われる複数のアカウントが同じ写真を投稿していることも。

高額が振り込まれた預金通帳の写真や、「実際に稼げた人からの報告」といってLINE画面などを載せているアカウントもありますが、そのような画像も簡単に捏造することができますので、安易に信用しないようにしましょう。

まとめ

オンラインカジノのねずみ講は、あらゆる言葉や手口で「子」となる人を増やそうとしてきますが、まず大前提として「紹介料を得るために他人を勧誘する行為」は違法となります。

また、「そんなに簡単に稼げるなら…」と軽い気持ちで始めてしまうと、多額の金銭のほかに友人・知人からの信頼も失うことになります。

お金はまた働いて貯めることができますが、信頼は一生かかっても取り戻せないこともあるので、オンラインカジノのねずみ講には一切関わらないようにしましょう。

もし身近な人から勧誘を受けた場合は、警察署の生活安全課か警察相談専用電話(#9110)に連絡することで適切な対応をしてもらうことができます。

内容によっては相手方への警告などもしてもらえるので、困ったときは一人で悩まずに利用してくださいね。

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